歯の病気や外傷、あるいは薬の副作用で歯の色が変化するケースです。 ① テトラサイクリン
母親が妊娠中にこの薬を服用すると永久歯が生えそろう時に全体的に茶色や、グレーの強い着色がでることがあります。 ② エナメル質形成不全症
成長過程で何らかの原因で歯が組織として正常に完成しなかった場合、不規則に不透明な着色がでることがあります。 ③ 神経の無い歯、神経が死んでる歯(失活歯)
歯の栄養がたたれている為、老廃物が溜まり変色して黒ずんでいきます。
A.
市販の歯磨き粉には研磨剤というものが入っていて、ある程度歯の表面の汚れを落とす効果はありますが、『歯の色を白くする』という効果は期待できません。この効果を持つ薬剤は現在のところ過酸化水素、過酸化尿素の2つだけです。これらの薬剤の市販は、薬事法で規制されており、医師、歯科医師、薬剤師しか取り扱いできません。
Q.ホワイトニングで歯にダメージは無いの?
A. 世界中の大学や研究機関によって、ホワイトニングの安全性は確立されています。ホワイトニングの先進国アメリカでは、これまで数千万人が体験しています。薬剤も安全ですから、万が一飲んでしまっても身体に害はありません。
Q.1度白くすると永久に白いのですか?
A.
残念ながら永久ではありません。後戻りがあります。髪の毛のカラーリングと似ていますね。数ヶ月すると(これも個人差があります)元に戻ってきますので、定期的にホワイトニングをすることで維持できます。クリーニング(歯の清掃)と併用することで、より長い時間白さが持続できます。
Q.ホワイトニングは痛いですか?
A.
基本的には痛みはありません。歯の根元にミクロの亀裂が入っている方や、知覚過敏の方は、痛みが出る場合がありますが、痛み止めを飲むとおさまります。
Q.差し歯も白くなるの?
A. 残念ながら差し歯はホワイトニングをしても、白くなりません。差し歯を白くする方法は色々ありますから、ご相談ください。